
(2017年10月1日作成、2018年5月19日更新)
京都と大阪の府境に近いところにあるサントリー山崎蒸溜所。
府境にそびえる天王山が生み出す自然環境と山から湧き出る良質な水という好条件に恵まれ、おいしいウィスキー「山崎」を生み出しています。
そんなサントリー山崎蒸溜所では試飲つきの見学ツアーがリーズナブルな価格で楽しめます。
ツアーは予約が必要です。人気なので大人数の場合は早めに予約が必要です。2人までなら前日でも予約できる場合もあります。
今回はお得で見どころたくさんの見学ツアーの様子をレポートします。
大阪、京都観光のコースに加えるのに楽しい見学ツアーです。
見学ツアーの様子
見学者は工場の入り口で受け付けをすませ、ウィスキー館で開始時間まで待ちます。
ウィスキー館では山崎上蒸溜所の歴史などが展示されており、時間がつぶせるようになっています。
集合時間の11時になって、注意事項等の説明をうけ出発します。
9月の上旬でしたのでまだ蒸し暑く、冷房の効いていない蒸溜所ないではすぐに汗が出てきます。
早速、蒸溜しているや以前使用していたタンクや樽などがあります。
カメラに収まらないほど大きいです。


現在の蒸溜タンクです。
タンクの首の部分の形がそれぞれ異なっており、水や材料の状況に応じて蒸溜するタンクを変えているとのことです。

そして蒸溜後に樽詰めした山崎ウィスキーが保管されている倉庫に案内されました。
倉庫には樽に詰めてから数年~数十年の山崎の素がびっしり保管されています。
このなかから、ブレンダーと呼ばれる選ばれし人が、樽の中から最適な組み合わせを試行錯誤を選んでブレンドしていきます。
このときの最適にブレンドしたものが山崎として製品化されるそうです。
ブレンドする人はひとつひとつテイスティングしていくとのこと。
とても気の遠くなるような作業です。

お待ちかねの試飲
原酒から試飲できる
工場見学は40分ほどで終了します。
こののちには試飲です。
これを楽しみにやってきました。
原酒が2種類と製品の山崎が頂けます。
山崎は二つグラスに注がれていますが、一つはテイスティング用、もう一つは好きな呑み方で頂くための一杯です。

まずはそれぞれをテイスティング。
原酒はなかなかアルコール臭がする味でした。
しかし製品になるとおいしいのです。
ブレンダーの苦労が感じられます。
最後の一杯は炭酸水をで割ってハイボールにして飲みました。
山崎やっぱりおいしかったです。
最後はお土産
試飲後は集合場所のウィスキー館に戻ります。
ウィスキー館はお土産売り場になっており、山崎をはじめ、ウィスキーに合うおつまみなども販売されています。
お土産はそれぞれ試食ができるので味を確認しながら選ぶことができます。
そこで山崎と一緒に燻製のチーズなども買って帰りました。
有料ですが山崎の試飲コーナーもあり、一般のお店では販売されないような山崎も試飲、購入することができます。
山崎蒸溜所見学ツアーに行くには
早めの予約が必要
山崎蒸溜所のホームページから予約できます。
参加したい日時をホームページから選び、氏名や人数などを入力して予約します。
2か月後の月末まで予約ができますが、土日などは早く満席になるようなので早めの予約が必要です。
試飲つきの見学コースは1,000円(税込み)で参加できます。
ウィスキー館のみの見学も可能
急に行けることになったけど見学ツアーは満席だった・・・
そんなときでもウィスキー館だけの見学もできます。
ここでも山崎蒸溜所の歴史の展示や、試飲、お土産購入などができます。
ウィスキー館だけの見学は無料ですが、予約が必要です。
こちらもホームページで予約してください。
山崎ウイスキー館見学(無料・製造工程見学無し)|サントリー 山崎蒸溜所
山崎蒸溜所へのアクセス
山崎蒸溜所へはJR山崎駅、阪急大山崎駅が最寄りです。
大阪駅からはJRの快速電車で約30分、京都駅からはJRの普通電車で約15分です。
大阪市中心部からは土日祝日は阪急の直通準急があります。
堺筋本町から大山崎まで約45分です。
駐車場は蒸溜所にはなく、近隣の駐車場も台数が少ないので、電車での来場をお勧めします。
駅から徒歩10分ほどです。
駅からは大阪方向に向かって歩きます。JRの線路沿いに歩けば迷うことはないと思います。

(サントリーHPより)
まとめ
大阪と京都の間に位置するのどかな山崎。
その山崎のおいしい水と環境がおいしいウィスキーを生み出していると実感しました。
自然を感じながら試飲も楽しむのも楽しいです。
定番の大阪、京都観光に加えるのにもいいと思います。
また、この近くの長岡京にはサントリーのビール工場もあるとのこと。
ビール好きの私としては次回はぜひ訪れてみたいところです。
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