【乗車記】近鉄特急「青の交響曲」の車内設備、座席、予約方法などについて解説。高級ホテルのラウンジのような車内と上品な座席で癒される。

近鉄 青の交響曲 16200系
(2019年8月5日作成)

 

大阪阿部野橋から飛鳥、吉野向かう観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」を解説します。

上品な濃紺のボディーにゴールドラインのアクセントがあしらわれた専用車両が、あなたをしずかにやさしく旅にいざないます。

車内ではお酒や名産もいただけるラウンジもありゆっくりくつろげます。

あなたもこれで飛鳥や吉野に行きたくなるのではないでしょうか?

さっそく解説していきます。

 

 

青の交響曲とは

 

青の交響曲は2016年(平成28年)9月から運行を開始した近鉄の観光特急です。

大阪阿部野橋~吉野間を運航しています。

南大阪線、吉野線では飛鳥地域、吉野地域など「歴史・文化・自然」がそろった観光素材が多い人気エリアで、この地域に向かう観光特急としてコンセプトが考えられました。

その中でターゲットとして「ゆったりとした時間を楽しむ、上質な大人旅」を楽しむ方とし、「大人同士でゆったり楽しむ観光列車」として開発されました。

沿線の歴史・文化・自然・食などの魅力的で様々な観光資源と調和し、響きあいながら走るイメージで「青の交響曲(シンフォニー)」と命名されました

近鉄 青の交響曲 16200系

 

青の交響曲の車両と編成

使用車両

通勤電車から改造された16200系3両編成が使用されています。

前面に通勤電車の面影が残りますが、他は全く別の車両に生まれ変わっています。

塗装は紺色を基調としたメタリック塗装で金帯を纏っています。

 

大阪阿部野橋方の1号車です。

近鉄 青の交響曲 1号車

 

2号車はラウンジです。

窓も小さく、落ち着いた空間を演出するために工夫がされています。

近鉄 青の交響曲 2号車

 

バーカウンターの場所には大きなエンブレムが。

エンブレムも高級感あふれるゴールドです。

 

近鉄 青の交響曲 2号車 ラウンジ車両

 

吉野寄りの3号車です。

どの車両も扉は1か所ですが、窓の形状をスリット状にしています。

車内に入るときに上品なレストランに入るかのような気分になる扉です。

近鉄 青の交響曲 3号車

 

編成

青の交響曲は3両編成です。

1,3号車に座席があり、2号車はラウンジ、バーカウンター、ライブラリーがあります。

近鉄 青の交響曲 車両編成



青の交響曲の車内

デラックスシート

1号車、3号車には デラックスシートが配置されています。

深いグリーンに金糸がはいったふんわりした座席。

木目調の化粧板に落ち着いたブラウンのカーペット。

ホテルでくつろいでるかのような車内です。

近鉄 青の交響曲 1号車 3号車 車内

 

高級ホテルの部屋のソファーのような座席。

手すりも木目調です。

全体にふんわりしていて、からだが包まれるかのような座り心地です。

近鉄 青の交響曲 1号車 3号車 座席


 コンセントも完備しています。

近鉄 青の交響曲 1号車 3号車 座席 コンセント

 

かつて扉だったところにはツイン席とサロン席があります。

コチラは2人で楽しめるツイン席です。

大きい木目調のテーブルとテーブル照明がいい雰囲気を醸し出しています。

近鉄 青の交響曲 1号車 3号車 ツイン席


廊下を挟んで反対側は4人で楽しめるサロン席です。 

近鉄 青の交響曲 1号車 3号車 サロン席

 

お手洗い等

1号車には車いす対応の手目的トイレがあります。

入り口は濃いブラウン、中は濃紺の落ち着いた空間。

ダウンライトの光で柔らかい空間です。

お手洗いにも手抜きあありません。

ベビーベッドなども完備しています。 

近鉄 青の交響曲 1号車 多目的お手洗い 近鉄 青の交響曲 1号車 多目的お手洗い

 

洗面台もほんのり光るLED照明を採用しています。

近鉄 青の交響曲 1号車 洗面台

 

沿線の歴史や情報をライブラリーで

2号車の吉野寄りにはライブラリーが設置されています。

奈良の歴史に関する本や写真集など、沿線にまつわる様々な本が自由に見ることができます。

コチラは街角でくつろいでいる様子をイメージした内装になっています。

近鉄 青の交響曲 2号車 ライブラリー 

本棚の前にはさりげなく置かれたアンティークなベンチがあります。

座席からちょっと移動して本を眺めながら休憩するのもいいでしょう。

近鉄 青の交響曲 2号車 ライブラリー

喫煙室

青の交響曲に喫煙スペースはありません。

 

ラウンジ車両

2号車はラウンジ車両です。

横長の窓が並ぶ独特の外観です。

近鉄 青の交響曲 2号車 ラウンジ車両

 

ラウンジスペースは丸テーブルやベンチシートがあり1人からグループまで楽しめます。

木目調のテーブル、レトロな照明がくつろぎをさらに演出します。

ホテルのラウンジのような落ち着いた内装が魅力的な空間です。

近鉄 青の交響曲 2号車 ラウンジ車両 近鉄 青の交響曲 2号車 ラウンジ車両

 

ラウンジスペースの吉野方にはバーカウンターがあります。

専属のアテンダントさんが地元の特産品を活用したスイーツやワイン、地酒、ハイボール、おつまみを販売しています。

近鉄 青の交響曲 2号車 ラウンジ車両 バーカウンター

 

 バーカウンターのメニューです。

青の交響曲 バーカウンターメニュー

スイーツは人気の

「季節のオリジナルケーキセット」(1,100円)をはじめ

西吉野の柿スイーツセット(650円)

マカロンセット(680円)などがあります。

 

おつまみ、軽食では

吉野葛入り ごま豆腐(400円)

葛城高原のモッツァレラチーズ(480円)

ゐざさ中谷本舗 柿の葉寿司(450円)

 

コチラの軽食とよくあうアルコールは

吉野の地酒飲み比べセット(1,200円)

(やたがらす・猩々・蔵王桜)

御所・葛城の地酒飲み比べセット(1,200円)

(しずくかな・篠峯 雄町・風の森 雄町)

の日本酒のほかに生ビール(600円)やハイボール(500円)があります。

 

青の交響曲のグッズ(マフラータオル(900円)、クリアファイル(400円)、車両ストラップ(700円))もバーカウンターで販売しています。

 近鉄 青の交響曲 2号車 ラウンジ車両 メニュー 近鉄 青の交響曲 2号車 ラウンジ車両 メニュー


各座席にも同じメニューが備え付けられています。

近鉄 青の交響曲 車内販売メニュー

 

今回いただいたのは次の3種類です。

吉野の地酒飲み比べセット(1,200円)

(やたがらす・猩々・蔵王桜)

吉野葛入り ごま豆腐(400円)

ゐざさ中谷本舗 柿の葉寿司(450円)

 

すっきりから濃い味までの吉野地酒セットは漬物付き。

ごま豆腐はまろやかで優しい味わい。

柿の葉寿司も程よい酢飯具合でおいしいです。

近鉄 青の交響曲 2号車 ラウンジ車両 吉野の地酒のみ比べセット 柿の葉寿司 吉野葛入りごま豆腐


バーカウンターメニュー、車内販売メニューは次のページもご覧ください。

青の交響曲 バーカウンターメニュー

青の交響曲の停車駅、所要時間

青の交響曲は下記の駅に停車します。

大阪阿部野橋=尺土=橿原神宮前=飛鳥=壺阪山=吉野口=福神=下市口=六田=大和上市=吉野神宮=吉野

 

所要時間は下記の通りです。

大阪阿部野橋〜吉野:約1時間15分

大阪阿部野橋~下市口:約1時間

大阪阿部野橋〜飛鳥:約40分

青の交響曲を使用する列車

青の交響曲は大阪阿部野橋~吉野間を1日2往復運転しています。

 

(吉野行き)

大阪阿部野橋10:10発→吉野11:26着

大阪阿部野橋14:10発→吉野15:26着

(大阪阿部野橋行き)

吉野12:34発→大阪阿部野橋13:51着

吉野16:04発→大阪阿部野橋17:22着

 

青の交響曲には運休日があります。

運転時刻や運休日については次のページもご覧ください。

青の交響曲(シンフォニー) Blue Symphony|近畿日本鉄道

 

詳細な時刻は下記リンクの時刻表から確認できます。

「青」マークの列車がアーバンライナーです。

下記の近鉄HPにリンクしているPDFファイル時刻表から確認できます。

近畿日本鉄道|特急列車の時刻表(2018年3月17日変更)

 

青の交響曲の運賃、料金等

通常の運賃、料金

大阪阿部野橋~吉野:合計1,690円(運賃970円、特急、デラックス料金720円)

大阪阿部野橋~下市口:合計1,630円(運賃910円、特急、デラックス料金720円)

大阪阿部野橋~飛鳥:合計1,430円(運賃710円、特急、デラックス料金720円)

 

普段からよく乗るあなたはチケットレス会員でネット予約がお得

普段からよく近鉄特急を利用されるならネット予約でポイントが10%もらえるチケットレス会員になるとお得です。

10回乗車すると1回は無料で乗車できます。

(インターネット予約ではサロン席、ツイン席の予約はできません)

詳しくは下記の近鉄HPのリンクをご覧ください。

近鉄 インターネット予約・発売サービス

 

青の交響曲特急券の発売開始日、予約方法、空席照会

近鉄特急の予約は乗車1か月前の10時30分から近鉄主要駅の特急券窓口、主な旅行会社、インターネットで予約可能です。

インターネットでは空席照会も可能です。

シートマップも表示されるので希望の座席を確保することも可能です。

インターネットで予約して決済すれば、決済画面からスマホでチケットレス特急券を表示できます。駅での受け取りは必要ありません。

チケットレス特急券でなく仮予約をした場合は、前日までに特急券発売駅で受け取りが必要です。

特急券発売駅の案内

(インターネット予約では青の交響曲のサロン席、ツイン席の予約はできません)

青の交響曲特急券の予約を確保するには

青の交響曲は人気特急なので、発売直後に満席となる列車もあります。

週末の大阪阿部野橋10:10発の第1便と第4便の吉野発16:04発は特に混雑する傾向にあります。

逆に第2便の吉野発12:34発と第3便の大阪阿倍野橋14:10発は直前でも座席が取りやすいです。

青の交響曲に確実に乗りたい場合は、この第2便や第3便を狙うと確保しやすいです。

青の交響曲で京都や難波、名古屋から吉野へはいけないの?

京都、難波、伊勢志摩、名古屋から橿原神宮前を通って吉野へは路線図上は繋がっています。

しかし、橿原神宮前で必ず乗り換えが必要となります。

では需要はないから走らせていないのでしょうか?

 

これは線路の幅が関係しています。

近鉄の大阪線や京都線、橿原線、名古屋線などの線路の幅は1,435㎜です。(新幹線や阪急、阪神などと同じ)

しかし、南大阪線や吉野線は1,067㎜です。(JR在来線や南海と同じ)

線路の幅が違うので、直通はできないんです。

 

とはいえインバウンドも好調な中で、新幹線で京都まで来て直通で吉野まで行く特急は需要があると近鉄も見ているようです。

今後は、車両のほうで車輪の幅を変える車両(フリーゲージトレイン)を開発して乗り入れる構想もあるとか。

近々ではないですが、数年後には京都発吉野行きの特急が実現しているかもしれません。

青の交響曲の関連商品

Nゲージで青の交響曲が製品化されています。

 

まとめ

・青の交響曲は大阪の阿部野橋から奈良の吉野までを結ぶ近鉄の観光特急

・専用の16200系車両の3両編成で運行される

・高級ホテルのラウンジのような内装とソファーのような椅子でくつろげる

・2号車では奈良の地酒やおつまみ、スイーツがいただける

・コンセントもついている

・近鉄のネット予約を利用すればポイントが付く

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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