
(2019年8月15日作成)
あなたは指宿グルメの「温たまらん丼」や「勝武士ラーメン」、知っていますか。
南国指宿が生んだおいしい海の幸や山の幸を存分にいただけるグルメです。
お店によって工夫してオリジナリティがあり、同じ「温たまらん丼」でも個性があるのが特徴です。
ここでは、指宿グルメの「温たまらん丼」や「勝武士ラーメン」の魅力に迫ります。
温たまらん丼
指宿の砂浜に行くと、至るところに砂蒸し場があります。
首から下に砂をかぶり、地熱で温まる「砂蒸し温泉」が名物です。
砂をかぶると数分で体がじわじわ暖かくなり、汗をかいて来ます。
10分くらいして砂から出るとさっぱりした気分になります。
温玉らん丼はこの指宿の砂蒸し温泉の地熱で作られた温泉卵をメインにした指宿独自の料理です。
温たまらん丼は指宿のB級グルメです。
ルールは「さつま芋卵」と呼ばれる指宿市内の養鶏場で生まれた卵を使うことです。
温たまらん丼には、指宿の温泉で作られた温泉卵がトッピングされています。
それ以外は自由で、地元の黒豚を利用したり、種類豊富で新鮮な海鮮や野菜を利用した海鮮丼など様々な温たまらん丼が提供されています。
海鮮まかない飯の温たまらん丼(さつま味)
指宿駅前の商店街をまっすぐ進んで5分ほど。
右手にある「さつま味」さんで温たまらん丼を頂きました。
さつま味の温たまらん丼は板前まかない丼です。(1,080円)
きびなご、まぐろ、カツオ、カツオ塩辛、いくら、山川漬けなど、地元でとれる魚や名物の漬物など盛りだくさんです。
頂点にはどんと温泉卵がのっています。
これらを鹿児島の甘い刺身醤油でそれぞれを、そして混ぜ合わせていただくのです。
温泉卵と刺身醤油が合わさると魚の味も引き立ちますよ。

茄子の入った赤だしがついてきました。
海鮮には赤だしがよくあうんですよね。

さつま味の営業時間は11:30〜15:00、17:30〜22:00です。
定休日は火曜日です。
さつま味については、こちらの記事もご覧ください。
さつま味 (さつまあじ) – 指宿/郷土料理(その他) [食べログ]

温たまらん丼と勝武士ラーメン(紅龍)
温たまらん丼はスタミナ丼
紅龍の温たまらん丼はスタミナ丼。(870円)
豚肉をはじめピーマンやネギ、しめじなどのたくさんの野菜とともにタレで甘辛く炒められたスタミナ炒めが全体にのっています。

その上のスタミナ炒めと温泉卵とから混ぜ合わせるとおいしいのです。
食べすすめると甘辛いたれと絡んでまろやかになるのです。

勝武士ラーメン
指宿は鰹節の最高級品「本枯節」の生産量が日本一です。
ご当地ラーメンブームの折に、指宿ならではのラーメンを作ろうと地元の鰹節業者とラーメン店主が協力して出来上がったのが、指宿ご当地ラーメンの「勝武士ラーメン」なんです。
勝武士ラーメンはお店により味も食べ方も異なる自由なスタイル。
紅龍の勝武士ラーメンは「緑茶をかける茶節風」です。
単品(440円)でもいただけますが、ラーメンとお茶、茶節ごはんセットになった茶ぶしメシセット(600円)がおすすめです。
最後まで鰹節の出汁の味が楽しめます。

勝武士ラーメンのいただき方です。

まずはラーメンにお茶を注いで混ぜます。
ラーメンの器の下には味噌が入っているのでよくかき混ぜます。
鰹節の香りがふんわりする中、味噌の香りも加わり食欲がそそられます。

食べ終わったラーメンの出汁は、ごはんにかけて出し茶漬けとしていただきます。
みそと鰹節とお茶が合わさった芳醇な香りでうまみのある出汁がおいしいのです。

かつお餃子(300円)もおいしい。
たべ歩きまち歩きクーポン1枚でいただけてお得です。

紅龍のの営業時間は11:00〜15:00、17:30〜21:30です。
不定休です。
紅龍についてはコチラのページもご覧ください。

まとめ
指宿の温泉卵を生かした「温たまらん丼」と地元でとれるカツオを利用した「勝武士ラーメン」。
温泉卵と豚を組み合わせた「温たまらん豚」もあります。
どれも工夫されて、お店ごとに個性があるので食べ歩きも楽しいです。
海の幸や山の幸、どちらもいただける指宿のグルメ。
また再度訪れて追記したいものです。
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