
(2019年1月19日作成)
別府には旅館やホテルも多くありますが、貸間旅館という形態も多いです。
素泊まりで共同浴場と共同台所を備えており、台所には温泉の源泉から蒸気を引いている釜があり「地獄蒸し料理」が楽しめます。
ここでは貸間旅館である「陽光荘」さんに宿泊しましたのでレポートします。
貸間旅館とは
別府の鉄輪地区には貸間とよばれる素泊まりの旅館が多くあります。
貸間旅館の多くは温泉の源泉から蒸気を引いて蒸せる「地獄蒸し釜」があります。
宿泊客は近所のスーパーなどで野菜や肉、ご飯などを食材を釜に入れ蒸しあげる 「地獄蒸し料理」が手軽の楽しめます。
宿泊料金もリーズナブルで食材費も安く楽しめるのが特徴です。
陽光荘の部屋
今回は6畳の部屋でした。
陽光荘は複雑な建物で中も入り組んでいますがトイレも炊事場も近くにあるためおそんなに困らないかと思います。
エアコンやテレビは2時間100円のコイン式です。


陽光荘の風呂
1階のフロント近くに2つの浴場があります。
1つは2人サイズで蒸し湯付き、もう一つは一人用の小さな浴場です。
浴場は時間で男女交代になります。
蒸し湯は2人サイズの浴場にありますが、中が暗く入り口が小さいので入るのに勇気がいると思います。
お風呂は23:00までです。
地獄蒸し釜と台所
共同の地獄蒸し釜と台所は1階、2階それぞれにあり、どの部屋からも行きやすいです。
釜の数もたくさんあるので取り合いになることはないでしょう。
標準の蒸し時間が看板で書いてあります。
芋系やお肉も蒸してうまいですし、ご飯もおいしく炊けます。

地獄蒸し窯だけではなくガスコンロもあります。

周辺の様子
場所は別府の鉄輪温泉街の中にあり、飲食店は多数あります。
地獄蒸し用の素材は、陽光荘の裏口を出てすぐのところにある「ことぶきや」が便利です。
1~2人用の地獄蒸し用の野菜や卵などを販売しています。
ことぶきやさんは7:00〜19:00までの営業です。
ちょっと時間があれば、スーパーマルショクまで徒歩5分くらいで行けます。
マルショクは23:00まで開いているので便利です。

温泉は陽光荘の中にもありますが、陽光荘の周辺にも多くの温泉があります。
100円で湯舟だけの温泉も多いですが、地元の方がよく利用されておりお話もできたりするかもしれません。
陽光荘の行き方
陽光荘へは鉄輪バス停からいでゆ坂をくだって徒歩5分くらいで行けます。
別府駅から鉄輪バス停へは本数も多数出ています。
別府駅西口から約25分で鉄輪バス停につきます。
もっとも近いバス停は「地獄原」バス停です。
バス停から50mで陽光荘につきます。
別府駅東口から大分交通60,61番、亀の井バス20番で行けますが、時間が多少かかるのと本数が1時間に2〜3本と少ないのでタイミングがあったときに利用すっるといいと思います。

陽光荘の宿泊料金、チェックイン時刻など
陽光荘は素泊まりのみで1泊4,000円です。
連泊の場合は3,500円に割引になります。
GW、年末年始は特別料金になります。
チェックインは14:00〜17:00ですが遅くなる場合は連絡すれば対応してもらえる場合があります。
チェックアウトは11:00です。
門限は23:00ですので、遅くまで出歩く際は注意が必要です。
まとめ
陽光荘で台所と地獄蒸し釜の数が多く、通常のときは取り合いにならずゆっくり色んなものを地獄蒸しにできるのがいいと思います。
旅館の料理に疲れたら野菜を地獄蒸しで頂くと、あなたの胃も心もやすらぎますよ。
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